私達が目指すもの
残業や解雇など労働トラブルの解決

深夜業務への配置転換
相談事例:
V社より、Aさんに配置転換の命令が出ました。新しい職場はこれまでと全く違う仕事内容で、しかも深夜勤務で、新しい給料体系でした。Aさんは「家族もいるので深夜勤務の配置転換には応じられません」と回答したところ、V社は勝手にAさんの退職手続きを進めました。その内容は、「深夜勤務できないという自己都合の退職」であり、「末日で退職としますので、有給も使用できません」という一方的なものでした。
Aさんは労使トラブルに強い北出茂氏にサポートを依頼し、V社との交渉に着手しました。
解決結果:
■「自己都合退職」を「会社都合退職」に変更させました。
■「有給休暇の全部取得」を認めさせました。
Aさんの感想:人を馬鹿にしたような態度のV社担当者をぐうの音も出させず、ギャフンと言わせてくれたので、とても晴れ晴れした気持ちになりました。一緒にV社と交渉していただき、心強く、すごく勉強になりました。
過労死ラインを超える長時間残業
相談事例:
Bさんは、W社で、料理人兼店長として働いてきました。朝早くから夜遅くまで店舗勤務で、深夜には経理業務も行いました。管理職ということで残業代は出ませんでしたが、毎月の残業は月120時間をはるかに上回りました。
過労とストレスにより、ついに、Bさんは精神疾患を発症してしまいました。そして、家族の勧めにより、北出とつながりました。労災申請手続きをしながら、W社と交渉を開始。交渉では、Bさん以外の店舗従業員は全員がアルバイトであったことなどから、「名ばかり管理職」である旨を主張するなどしました。
解決結果:
W社に「名ばかり管理職」であったことを事実上認めさせ、「和解金」という名目で未払い残業代全額を支給させることができました。また、特別な会社都合退職扱いとして退職金を通常の2倍支払うなど、Bさんは退職条件を整えて退職することに成功しました。
正社員に対する退職強要・パワハラ
相談事例:
Cさんは、取引先からクレームがあったという理由で解雇理由も未提示で不当に解雇されました。Cさんより、相談をうけ、X社との案件解決に着手しました。
交渉で示された解雇理由は「取引先からクレームがあり、副社長が謝罪した」というもので、取引先に実損が生じていないことも判明しました(クレームがあっただけ)。
解決結果:
X社は違法性を認め、Cさんの解雇を撤回し、金銭和解に至りました。
傷病手当 、試用期間解雇、残業代未払い
相談事例:
Dさんは、勤続10年の会社をキャリアアップのため退職し、人材紹介会社を通じてY社に転職しました。Y社では、キャリア採用のため、業務を通じての訓練もなく、書類1枚、PCファイルがどこにあるかすらわからないまま、手探りで仕事をしました。
Dさんはいきなり責任の重い仕事を任されて月80時間以上残業したこともあり、わずか、ひと月で「適応障害」を発症しました。そして、試用期間中に解雇されたため、 労働トラブルに強い北出氏にサポートを依頼しました。
解決結果:
未払い残業代の支払い、傷病手当金の受給に成功しました。さらに、解雇撤回を求めていましたが、別の会社への就職が決まったため、Y社は会社都合で退職することになりました。

残業代未払い、賃上げ要求
相談事例:
EさんはZ社の日給月給制の正社員でした。時給は最低賃金をベースにしたもので、お盆休みがある8月は手取り10万円という状況でした。
日給月給制 のため、休みが多い、1月(元旦)5月(GW)8月(お盆)などの休みが多い月は給料がすごく減ってしまうわけです。
Eさんは一人暮らしをしていて、家賃や水道光熱費だけで数万円かかりました。生活に困窮して、依頼をしました。
解決結果:
Z社に「人がまともに生活できない給料というのはまともな賃金ではない」と賃上げを交渉しました。Eさんがこれまで真面目に働いてきたこともあり、残業代未払い分の支給に加えて、「月給制」に近い給料形態および賃上げを勝ち取ることができました。